佐藤つかさ
どうも皆様お久しぶりです。
佐藤つかさでございます。
本日は、非常に申し訳ないことがあって、ここに参上させていただきました。
自分で企画を立ち上げ、条件付けのイラストを掲示して参加メンバーのみなさんに描いていただき、企画者としてわたしも描かねばと下書きを描いたのですが――
ナイフ描くの忘れたっ!!
血はあとで書き足すつもりだから良いとして、刃物完全に忘れちゃってるよ!
亜人種の要素を出しすぎちゃったのでしょうか……すっかり刃物のことを金星の彼方に忘れ去ってしまったみたいですorz
え、えーと……爪描いてるし大丈夫だよね(右の女の子です)
うん。そういうことにしよう。企画者権限で。
…………。
…………。
…………。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……。
えー、こほん。
ちなみに、わたしの考えているイラストのシチュエーションは――
ある日、世界から太陽が消えた。
ある日、世界から日常が消えた。
ある日、世界から神様が消えた。
淀んだ大気に、生気を感じぬ硬い土。
蝉の頭をした犬が歩き、翅の生えた鯨が空を泳ぎ、尻尾の代わりに人間の指が生えてる蜥蜴が壁を這う。
何もかも、それこそ機械も生物もごちゃ混ぜになってしまった――まるで、子供がおもちゃ箱をひっくり返したようなガラクタの世界。
灰色の空の下で、少女たちはたゆたう。
奇妙な実験で作られた異形の少女。吸血鬼の奴隷として生まれた狼人間(ライカン)。
姿も生まれた場所も違うのに――二人とも生きる理由も見い出せず、かといって自殺するものおっくうで、向かってくる敵を血と臓物と骨に分解しながら生きてきた。
何度も何度も何度も何度も……。
……やがて生きるのにも疲れ果て、殺し続けてたくさんの血を流し、最後の持ち物である命すら捨てようとしていたそのとき――彼女らは出会う。
時計と人間がごちゃ混ぜになった女の子と。
「捨てちゃうの? もったいない。だったらわたしのために使ってよ」
今まで見たこともない、異形の姿をしていた。
心臓の代わりにあるのは、チクタクと単調なリズムを奏でる大きな時計。
時計の針がゼロになったとき、彼女の命は止まるのだという。
だからその前に見たいそうだ。
今の世界では誰も観たことのない「青い空」を。
人を殺すために造られた人造人間。
人を喰い潰さなくては生きていけない人狼。
死への時間を刻む女の子。
他人の命を踏み潰し、自分自身まで傷だらけにして、それでも私たちは生きている。
……はい、こういう感じのお話です。
暗い。暗すぎるよ……。
すし屋さんのかぼナイトくらいふんわりしたもの作れないのかな私……。鉛より重いよこの世界観orz
ぶっちゃけ最初に描いていたときは、「ロボットのイラストにしてー。ター●ネーターみたいな機械の腕ムキ出しにしてー。ヤンキーみたいな目つきにさせてー。でもってボロボロのナイフを武器にしてー。ちっちゃい男の子を護ってる感じにしてー。セリフは「ロボットにはな。人間には反逆しても、決して逆らっちゃいけないものがある! ――自分の魂だ!」 みたいな? みたいな?」という感じで描いていました(何そのテンション……)
それがイラスト来始めたら……もうハイクオリティなものばっかりで……(汗)
「こ、これはいつものイラストのノリじゃダメだ。わたしも新境地みたいな何かを築かないと……」なんて思いながら急遽イラスト変更っ。
で、いろいろ考えながら生まれたのが上記のイラストなわけでして……。
目つきの悪い子ばっかり描いてきたので、珍しく憂いを秘めた感じにしてみました。(真ん中は太陽みたいに笑っていますが・汗)
クリーチャーばっかりなこの感じは、あやめさんのイラストの影響かなーと思ってたりします。
(「……うふふ。つかささん。一緒にしないでください」とか思ってらごめんなさい、あやめさん。でも本当に衝撃だったんです。素敵なイラストだったんですっ!)
三人組なのはやまづきさんのがらがらどんかもしれません。……でもこっちは、キャラの内二人が人生捨てちゃった系なのでかなり荒んでる気がします(汗)
いいのかな? 企画者なのに、みなさんのイラストに影響されてて(うーん)
とにかく、これから作業に取り掛かりたいと思いますっ!
いいイラストを描くために頑張らなくちゃですねっ。
ではではっ。
追記
ん? (イラストをまじまじと見てみる)
きゃー! 挿絵っぽくなってない!
直す! 描き直すっ!(大泣)
おはようございます。
なんと、そうだったんですか!
修正とは思えないくらい自然でしたよ!
いえいえ、ネタの何が悪いんですか。楽しければ全部オッケーですよ。
それではそろそろこのあたりで。
ではではっ。