佐藤つかさ
お待たせしました。
待ってくださっている方がいることを祈りつつ、メイキングスタートです(笑)
こう変えました。
作業は、全部手描きです。
ペンタブのような高尚なツールは、残念ながら持っていませんorz
――でもトレース台ならある!
説明しよう!
トレース台とは、原稿二枚を重ねて、光で透かすことでペン入れが出来るツールのことだ!
漫画家さんが使ってたりするぞ!
……すいません。「説明しよう」を言ってみたかっただけなんです(泣)
こんな感じでアナログ手法で描き描きしたあと、スキャナーに通してパソコンに記録。
ここから編集――デジタルに移行します。
使用しているOSは WINDOWS XP
使っているペイントソフトはGIMP2.2です。
ここでゴミの除去などを行います。
すし屋の赤だし出前中様と同じく、画像反転させると見やすいです。
さっそく単色塗り。
シンプルに一色塗り。
塗りつぶししたり、ペンで塗り塗りしたりします。
ここは大雑把に塗りまくります。
さぁ、ここから本気出すぞ!(え? 今までは!?)
いの一番に塗るのは瞳です。
今回は赤をベースにしているので、一番彩度の高い赤――つまり真っ赤にしてみました。
【ハンニバル】のレクター博士のパッケージ写真みたいな紅い瞳です(分かりづらい)
次に、レイヤーを貼り付けます。
専門用語は分かりにくいので、アナログ的な表現に変換すると、絵の上に透明なフィルムを貼り付けて、そこから色を塗り塗りするような作業です。
失敗してもそのフィルムをぺろーんとはがしちゃえば『無かったこと』にできるので、大変便利なツールです。
さらに二枚レイヤーを追加。
こうすることで、影に厚みを持たせていきます。
さらに、髪の毛の影用のレイヤー。
さらに、服の影用のレイヤー。
さらに、服の光反射部分のレイヤー。
さらに、翼の影用のレイヤー。
さらに、靴の影用のレイヤー。
合計14枚くらいレイヤーを重ねまくって、最後に【下のレイヤーと統合】コマンドを繰り返し入力して、一枚のイラストに変換します。
後編に続きます。